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Yahoo!ニュース(Buzz)にて掲載された記事について気になったので取り上げてみる。
JR東日本は新幹線時速400キロ運転を目指すのに東海は9兆円でリニア敢行の不思議!
http://buzz.news.yahoo.co.jp/article/157a970380d64ca813a920d6a6a6efc5d790ac35/
最初、内容を見て「こういう記事がYahooニュースに載るの??」 と一瞬びっくりしたが、
どうやらこの記事、「Buzz」というサービスによって掲載されたものらしく、
経緯を知って納得するとともに、
一般人のブログも割りと簡単にYahoo(正確にはYahooニュースのBuzz)に
載るのかと思うと驚きだ。
さて記事の内容について触れたい。
記事(BLOGOS上)のコメント欄において、
リニア賛否の議論もさることながら
記事自体についての厳しい指摘や批判が目立っており
少々執筆者が気の毒のようにも思えるが、
鉄道の専門家じゃないとしても、やや説得力に欠ける内容に思う。
【記事での執筆者の主張】※詳細は記事を参照
■そもそも建設の計画が遅いのでは?
①東海道新幹線開通50年で設備の老朽化問題が生じていないのだし
今後30年で致命的な問題に発展するのか?
またリニア新幹線ではバイパス機能が果たせないのではないか
(今後30年以内に問題が発生するとして)
②東南海地震の発生確率を考えると、リニアがバイパスとして機能しない
(名古屋開通まですら間に合わない)のでは?
■従来の新幹線方式でも高速化できるのでは?(東海道新幹線の改善または従来方式での新線建設)
③JR東日本による従来型新幹線での時速400Km/h走行の実用化(2020年代頃)
④速度面のメリットがなければ、新線建設の意義は、東海道新幹線の老朽化対策および
災害時のバイパス目的しかないのでは?
■9兆円もの大金を投じる理由が不純
⑤将来日本の人口は減少するとの試算がでているのに、新線建設はおかしい
⑥40年もの長期にわたり超伝導リニアの研究を行ってきただけに、
なんとしても実用化しようと技術に固執しているだけなのでは?
建設計画が遅いことに関してはまさに指摘の通りで反論の余地はない。
すでに完成しているか、もうすぐ完成するぐらい出ないといけないと思う。
完成前に大きな地震が起こる可能性は十分にありえる。
中央新幹線の建設目的はもちろん
東海道新幹線のバイパス機能であることに間違いない。
日本初の新幹線である東海道新幹線は
今年で開通50年を迎えており、設備の老朽化は進行している。
東海道新幹線建設の歴史は戦前の「弾丸列車計画」にまで遡る。
開通は戦後の1964年になるが、新技術・未経験の課題の連続で困難を極めたと聞く。
また東京オリンピック開催に間に合わせるということで突貫工事だったこともあり
その後の傷みや劣化も激しいようだ。
長距離を高速で行き来する新幹線車両は、
在来線車両よりも痛みやすく、耐用年数が短いため
開通以来何度も入れ替えが行われている。
しかしながら路盤や構造物はそう簡単にはいかない。
東海道新幹線は超高密度で運行されており、これも設備が老朽化する要因となる。
開通当初はリフレッシュ工事と称して
設備保守工事のため新幹線が運休することがあった。
現在はこんなことは到底不可能である。
しかしながら、老朽化が進んでいるとはいえ
今まで大きな事故が起きていないのは
新幹線が走らない深夜の短い時間帯での懸命な保守作業のおかげであり
問題が起こっていないからよいのではという指摘はまったく当たらない。
③④の従来の新幹線方式の改善について
JR東日本の例が挙がっているが、同列で比較して議論するのは乱暴すぎるように思う。
東海道新幹線は後発である東北・上越新幹線に比べ速度向上できる余地が少ない。
東海道新幹線の建設当初は、300km/h超の運転など想定しておらず
用地取得が容易になるよう線路の曲線半径が小さいカーブを多数採用し、
工期や技術的な制約から、多くを盛り土の上にバラスト軌道を敷く方法で構築されており
東北・上越新幹線のような高架コンクリート造の路盤にスラブ軌道を敷いた
高規格の路線と 同じ考え方で高速化することはできない。
カーブを緩和したり、路盤を作り直すなどの大規模工事を行わない限り
東海道新幹線のこれ以上の劇的な速度向上は不可能に近い。
(路盤などをいじれば土木工事費や土地取得費用が膨らむため都市周辺は困難)
また、所要時間の短縮については、
表定速度(距離と所要時間から割出した平均速度)の向上が重要であり
闇雲に最高速度を追い求めてもあまり意味がない。
JR東海は今後も細かい速度向上策を講じる
(米原~京都間の330km/h運転やR2500曲線での+10km/h速度向上)
ようだが、大幅な時間短縮は難しいと思われる(数分程度)
■記事元サイト
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/404527528.html
http://financial-free-fx.seesaa.net/article/375335248.html
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購入日 | 2014/7/30 |